1月9日(土) 伊予灘のタチウオ

年末年始の小潮まわり 好調だったタチウオも

潮が大きくなるにつれ 釣果も急降下。

前日金曜日は 時化ていたせいもあるだろうが

有名ジギング船でも船中4本 とか…

テンヤ釣りの船でも竿頭3本とか …



今日は大潮。

年末の大潮時は 潮の当たらないポイントにタチウオが入っていたので

潮が大きくても十分楽しめたようだけど

どうも群れは抜けてしまったようで。


とりあえずタチウオやって ダメだたらメバルしましょうか の二本立て。

昼の潮止まりの時合いにタチウオが釣れてくれたらいいんだけど。


前日までの状況から  

全船 思い思いのポイントを捜索。


1時間ほど走って

釣り開始。



最初の漁場で ポツリ ポツリ とヒット。

潮が速いせいか 反応の上につけてもすぐに流れていってしまう。

タナもバラバラで どこでアタリを拾うか 全然分からない。



サイズはいいんだけど…

アタリは少なく

釣り開始3時間で2本 船中10本足らず

潮が速くなって タチウオの影は消えてしまった。


風も落ちてきて海は穏やかになってきた。



潮が緩んでくるころ ポイント移動。


数はでていないけど いいサイズが釣れているほうだ。



船釣り初挑戦のT氏



本日最長寸 スーパードラゴンですがな。


アタリは少ないけど

揚がってくるのは良型ばかり。


口から何か吐き出した。



共食いしてる…


いろいろなパターンで誘ってみるが アタリがなかなかでない。


昼を迎えても まだ5〜6匹。


さらに良くないことに ちょっとミスして 竿先がポキリ(>_<)


方針変更。 

作戦B!

ゆっくり巻きながら広いレンジを探り アタリを拾う作戦。



ロッドはメバル用のネルビオTYPE00

デロンデロンの極細ロッドなので 普通に合わせただけで折れてしまいそう。

電動巻き合わせのみで対応。

巻き上げ時も竿をまっすぐ下げて

竿に負担がかからないようにしての電動巻き。



指5本のプチドラゴンサイズはボチボチ釣れるんだけど



びっくりするような大物には今日もお目にかかれずじまい。


昼からメバルの予定であったが

いいサイズのタチウオがポツポツ釣れているので

釣れている間はタチウオを狙いましょうか。



水深が深いと



どのレンジでアタリを取るかが難しくなる。


前回の小潮まわりの比較的水深の浅いポイントでは

タチウオがよく当たってくるタナは5〜10m程度の幅で

ピンポイント集中攻撃できていたが

今日の反応は 広く薄いようで

80m〜45mの広範囲 どこで当たってくるか分からない。

こんな状況の日は 狙うタナを決めずに

広いレンジを巻きながら探る方が結果的にいいみたい。


満ち終わりから潮止まりにかけては良型中心によくあたってきたが



14時ころからは パッタリ食いやみ 生体反応がなくなってしまった。

大潮だからなのか 時合いはそれほど長くは続かなかったようだ。


カモメに見送られながら 帰港。



…で 当初予定していたメバルは結局やらずじまい。


水深や潮の大きさ、ヒットレンジが異なっていたせいか

前回までの数釣りパターンはほとんど通用せず

広いレンジを気長に探っていくオーソドックスな釣りの方がよかったようだ。

テンヤタチウオ 奥が深い!



本日の釣果 タチウオ 〜115cm 19匹